カンボジアで外国人労働者のための労働許可証を取得するためには

カンボジアで働く予定の外国人は有効なEクラスビザを取得しなければなりません。これは、労働職業訓練省(MLVT)が発行している労働許可証と雇用カードとともに、「ビジネス」や「普通」ビザとして知られています。
外国人申請者は以下の要件を満たしている必要があります。

・雇用主から労働の要請があり、カンボジアの外国人雇用の規制を遵守している
・カンボジアに合法的に入国している
・パスポートの有効期限の残りが6ヶ月以上
・カンボジアに駐在する権利がある
・仕事に耐えうるだけの健康状態である
・伝染病に感染していない

この記事では、カンボジアで雇用関係のビザと労働許可証の点で外国人が知っておくべきことを説明します。

Eクラスビザの取得
カンボジアに滞在する外国人で、長期の滞在を希望する人は、Eクラスビザを取得する必要があります。このビザは30日間有効です。内務省の移民局へ申請書を提出することで、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の期間で延長することができ、最長で1年延長できます。
6ヶ月と12ヶ月のビザは、カンボジアへのマルチエントリーが可能となっていますが、1ヶ月と3ヶ月のビザはシングルエントリーとなっています。

外国人がEクラスビザを延長するには
・パスポートの有効期限の残りが6ヶ月以上
・パスポートの空白のページ
・パスポートサイズの写真
・更新料(米ドル)

以上が必要です。

ブルネイ、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムのパスポート保有者は、30日以内の滞在であればEクラスビザは免除されます。
2016年9月、カンボジアはカテゴリー別のEクラスビザを導入しました。EB(ビジネス)、EP(プロポーザル)、EG(一般)、ER(退役)、ES(学生)、ET(技術者)があります。

EBビザ
EBビザは、カンボジアで働く外国人に対して発行されているEクラスビザの中で、最も一般的なビザです。このビザは、カンボジアで働く外国人、ビジネスを始めたい人、フリーランス、外国人被雇用者の就労しないパートナー、遺児やその他1ヶ月以上カンボジアに滞在したい外国人に対して発行されます。
労働許可証を得るための必要条件であるにも関わらず、EBビザ単独では労働の権利を保証されません。
カンボジアで外国人が合法的に雇用されるには、雇用主から労働許可証と雇用カードを取得しなければなりません。

労働許可証の取得
労働許可証は労働局によって発行され、外国人がカンボジアで合法的に働く許可を出しています。
全てのビジネスオーナーやカンボジアで働いて一定の収入を得る外国人は、雇用主から有効な労働許可証を取得しなければなりません。収入のないボランティア、外国政府の職員、外交官、NGO職員、国内で雇用されている家事手伝いは、労働許可証の取得を免除されます。
労働許可証は1年間有効で、1年のうちいつ発行されたかは関係なく、12月31日がその年の有効期限となります。更新の申請はMLVTで、1月1日から3月30日の間で行わなければなりません。

更新の遅延や新たに労働許可証を取得する場合は、125米ドルがかかります。

雇用カード
雇用カードは労働許可証とは別物で、カンボジアでの雇用履歴を記録するためのものです。労働許可証と同じように、雇用カードの有効期限も1年間となっており、毎年3月末までに更新する必要があります。

労働許可証と雇用カードの申請
労働許可証と雇用カードの申請書は、外国人労働者に代わって、雇用先の企業によって作成されMOIに提出されます。しかし、企業(海外国内ともに)は割り当て制度によって雇える外国人の人数に規制があります。
労働法によると、外国人を雇う企業はMLVTの割り当て制度に申請する必要があります。この制度では、外国人労働者が企業の労働者全体の10%を超えなことを規定しています。この定員は、特殊技術など現在のカンボジアでは確保が難しい労働者を雇用する場合に、MLVTの裁量で増員になることもあります。

企業や雇用主が必要な書類:
・会社印がある会社設立証明書
・登録されている会社の住所
・会社印がある税特許
・外国人雇用の割り当ての承認
・商業省の承認
・会社の基本定款
被雇用者が必要な書類:
・MOIが発行した申請書3セット
・有効なビザとパスポートのコピー
・写真(4×6)3枚
・健康診断書
・雇用主からの労働契約書

EPビザ
EPビザはカンボジアで職を探しているまたは起業しようとしている外国人に対して、Eクラスビザで許可されている30日の滞在終了後に発行されます。
EPビザは最長で3ヶ月まで延長できます。この3ヶ月で仕事を得られなかった外国人は、それ以上カンボジアに滞在することはできません。

ESビザ
ESビザはカンボジアの学校や大学に通う学生に対して発行されます。延長期間については定められていません。

おすすめ
カンボジアは労働ビザを取るにあたり、ハードルの低い国であるといえます。しかし、不法移民、不法労働者の増加により、政府は外国人労働者に対する労働許可証の必要条件を厳しくしています。
労働許可証を持たずに働いた場合は、年額100米ドルの罰金または禁固3ヶ月となり、国外追放の対象になることもあります。
このような状況を避けるためにも、労働ビザ、労働許可証を発行してくれる企業を見つけ、雇用カードを取得するのが賢明です。

ベトナムの労働許可証

ベトナムへの移住者で労働許可証の手続きについてよく知らない人は、経験者にそのプロセスがどれだけ煩雑なものかを聞いておくといいでしょう。さらに、ベトナム政府は労働許可証の規制をしばしば変更し、一貫性に欠けているので、困惑してしまうかもしれません。

ベトナムの労働許可証を申請するには
移住者は、雇用主かビザ代理店の手助けがあれば、労働許可証をベトナム国内からでも国外からでも申請することができます。ベトナム国内で申請する場合は、入国後90日以内に申請しなければなりません。政府は、許可証なしでの就職活動に対しては3ヶ月以内の滞在しか認めていないからです。

ベトナムの労働許可証の資格基準
・18歳以上である
・労働に耐えられるだけの健康状態である
・地元企業で働く場合は、管理職または経営者である、もしくはベトナムの労働市場ではカバーできない分野の専門家である
・国家安全の侵害の罪で有罪判決を受けておらず、刑事上の責任を問う検査を受けていないかつベトナムの法律や海外の法律によって刑事罰を受けていない

以上の資格を満たす者は、多くの書類を用意しベトナム語に翻訳しなければなりません。そして母国の承認を得る必要があります。承認はベトナム国内でも母国でも取得できますが、母国で取得することが望ましいでしょう。さらに、必要書類のコピーを少なくとも2枚は持っておくと安心です。
労働許可証の申請には手数料がかかり、労働契約の内容によって最長3年間の許可証を得ることができます。
書類の提出が完了したら、10営業日で発行されることになっています。しかし、多くの移住者はこの期間内には発行されないと言い、労働許可証を手にするまでには最低でも1ヶ月は待つとしています。

労働許可証の延長
現在許可証を受けている仕事を続ける場合、労働許可証の延長を申請するのは簡単です。現在の労働許可証の期限が切れる30日前には雇用主が申請しなければなりません。さらに延長の資格を得るには一定の条件を満たす必要があります。

労働許可証を延長するには
・雇用主は、現在外国人が従事している仕事に関して、ベトナム人に研修を行う計画があることを示さなければなりません。しかし、ベトナム人労働者がその仕事に従事できない場合は、労働法に明記されている労働規律を守っていれば、引き続き同じポジションで外国人労働者を雇用することができます。
・移住者は経済、広告、財政、金融、保険、科学技術、文化、スポーツ、教育、またはヘルスケア部門で仕事をしていることを証明しなければなりません。契約は36ヶ月以上である必要があります。
申請者がこれらの条件を満たしていて、雇用者が申請書を提出した場合、労働傷病兵社会福祉省によって15日以内に労働許可証の延長許可が出るでしょう。

*ビザや労働許可証の規定はしばしば変更になります。最寄りのベトナム大使館または領事館に最新の情報を問い合わせてください。また労働許可証の取得にお困りの場合は、キャリアリンクベトナム(外部リンク)などの人材紹介会社が行っていますので利用した際に確認してみてください。

タイでの仕事の探し方

世界の多くの人にとって、パラダイスのような国であるタイで働き、生活するということは夢であると思います。初めて微笑みの国に来ると、タイの自然の美しさ、文化、食事、天気、女性に恋をしてしまうでしょう。
初めてのタイ旅行は思い出深いものになり、普段の生活とは全く異なる世界です。もし定住することができ、生活するのに十分な仕事を得ることができれば、どんなに素晴らしいことでしょうか。

タイで仕事を探すのは難しいことなのでしょうか。
もちろん、これはとても一般的な質問であり、はいかいいえで答えられるような簡単な質問ではありません。しかし、タイは発展途上国であり、オフィスワークなどで西洋の国々のような給料を受け取れるわけではないということを心に留めておかなければなりません。また多くの外国人が、より良い仕事を探しているので、これだけは確実に言えます。日本のようないい条件の仕事をタイで見つけるのは簡単ではありません。
しかし不可能ではありません。正しいアプローチでタイでも良い条件の仕事を見つけるのは可能なのです。

タイで仕事を得るには、タイ語を話す必要があるのでしょうか。
いいえ、英語が話せれば問題ありません。私の推計では、タイで働く外国人のうち80%はタイ語を使いこなせていないと思います。もちろん基本的なタイ語を身につければ、さらに良い条件の仕事を見つけることができるでしょう。

タイで合法的に働くには、大学の学位が必要ですか。
いいえ、シンガポールなどの他のアジアの国々とは違い、高校を卒業していることが最低条件になります。労働局で労働許可証をもらうにあたっては、それで十分でした。

個別の面接に行く必要はありますか。
タイにいるのなら行きましょう。タイ国外から応募した場合は、スカイプや電話で面接することが多いです。滅多にないケースですが、面接のためにタイに来る人もいるようです。

タイの給料状況はどのようになっていますか。
日本のようには稼げないかもしれませんが、タイでの生活は安く、外国人労働者の給料に対しては最低限のラインがあります。日本人ですと5万バーツ(1500$)です。但し、飲食業やサービス業など特殊なスキルが必要としない、もしくはタイ人の労働者で賄える職種(コールセンターやツアーガイドなど)は、5万バーツを下回ることがあります。

以下、仕事を探し応募する様々な方法をご紹介します。

①タイの求人情報ウェブサイト

Jobs DBはタイでも最大級の求人サイトです。その他のウェブサイトと比較するとその情報量は5倍になります。
タイで仕事を探している人はこれらのウェブサイトをチェックしていて、条件にあったものにだけ応募するように心がけましょう。情報は日々更新されるので、常に最新の情報をチェックするようにしましょう。CV、推薦書、モチベーションレターなどを送ることで仕事に応募することができます。

②タイのリクルートエージェンシー(人材紹介会社)

CVと推薦書をリクルートエージェンシーに送ることで、条件にあった仕事を探してくれます。たくさんのエージェンシーがあるので、自分にあった会社を探してみて下さい。日本語が通じる人材紹介会社は、キャリアリンクタイランド、パーソネル、パソナテック、エコーアズなどです。

③新聞と雑誌

古典的なやり方ですが、新聞の求人広告をチェックするという方法もあります。タイにおける英字新聞は以下の4誌です。
・Bangkok Post
・Phuket Ghazette
・Pattaya Mail
・Chiang Mai Mail
新聞を買わなくても、ホテルやレストラン、サブウェイ、ピザハット、マクドナルドなどのファストフード店に置いてあります。
またBK MagazineやDer Farangなどの英字雑誌も求人広告を載せています。店やホテル、西洋レストランなどを見てみてください。
仕事を探している間タイにいない場合は、新聞や雑誌のウェブサイトをチェックしてみましょう。求人広告を掲載している場合があります。
日本食レストランに行けば、日本語のフリーペーパーがあります。そこの中にも求人情報が掲載れています。

FacebookやLinkedinのグループ

外国人のための大きなグループがいくつかあります。まずはグループに参加リクエストを送りましょう。参加が受け入れられると、どのような仕事を探しているかを書き込むことができ、メンバーからアドバイスをもらうことができます。また他の人がどのような投稿をしているかをチェックし、コメントを残したりメッセージを送ったりすることもできます。外国人向けのタイの大きな

ネットワークイベント

職探しをタイでしているなら、働いている移住者、仕事を探している人、雇用主など様々な人と繋がることのできる場所があります。バンコク空港はネットワークのパラダイスです。イベントはバンコクで開かれることが多いですが、パタヤ、プーケット、チェンマイなどでも開かれています。

タイで友達を見つける

タイで多くの友情が生まれていることに驚くことでしょう。これは、一晩で新しい人との繋がりを作ることに似ていますが、ただ休暇のためにタイにいるだけでも外国人と交流することができ、そこで交流した人たちが思わぬ雇用の機会をもたらしてくれるかもしれません。

シンガポールで働くには:労働許可証の取得

外国人がシンガポールで働くにあたって労働許可証を申請するには、いくつかの選択肢があります。知識や技能、仕事によって、エンプロイメントパス、Sパス、労働許可証、エンターパスの4種類のどれかを申請する必要があります。
高所得の専門家はエンプロイメントパス、技術者はSパスか労働許可証が多いです。エンターパスはこれからシンガポールでの起業を考えている人達向けです。

1. エンプロイメントパス(EP)

シンガポールの雇用主から仕事のオファーを受けた外国人専門家で、月給3,300Sドル以上の場合はエンプロイメントパスを得る資格があります。雇用主または雇用代理店が被雇用者に代わって申請しなければなりません。承認されれば、被雇用者は最長で2年間、シンガポールに住み、働くことができ、以後の更新で最長3年まで延長することができます。パス保有者の月給により、扶養家族の滞在期間も異なります。EPを持っている被雇用者は企業の外国人労働者割り当てには含まれません。

パーソナライズエンプロイメントパス(PEP)

エンプロイメントパスを持っていて、月給が12,000Sドル以上ある人は、直接パーソナライズエンプロイメントパスを申請することができます。外国人専門家で月給18,000Sドル以上の人も申請の資格があります。有効期限は最長で3年間で、更新はできません。他のパスと比べると、PEPではよりよい仕事を見つけることができます。保有者は最長で6ヶ月間、シンガポールで仕事を探すことができ、法や医療を除くどのような分野でも働くことができます。仕事を変えた場合でも、新たなパスを再申請する必要がなく、労働省へ届け出をするだけで済みます。

2. Sパス

月給2,200Sドル以上の中級レベルの技術者は、雇用主か雇用代理店を通してこのパスを申請します。仕事を変える場合には、新たな雇用主が新しいパスを被雇用者の代わりに申請しなければなりません。最長で2年間有効で、それ以降は最長で3年間の更新が可能です。このパスの利点は、雇用主が被雇用者に対して医療保険を提供する義務を負っているという点です。
しかし、Sパスの取得は簡単ではありません。企業側はパス保有者がいると人頭税が課税され、厳しい外国人労働者割り当てを遵守しなければならないからです。サービス業の場合、Sパス保有者は全従業員の15%以下にしなければなりません。その他の職種は20%以下の割り当てとなります。月の人頭税は10%以下の人数に対しては、外国人労働者1人につき、月315Sドルとなっており、10%を超える場合には550Sドルとなっています。

3. 労働許可証

技術者のうち、建設業、製造業、海運業、プロセスやサービス業に従事する人へ発行されます。雇用主や雇用代理店が被雇用者に代わって申請する必要があります。最長で2年の有効期限があり、更新可能です。Sパス同様、人頭税の納付と外国人労働者割り当てに適合していなければなりません。この2つは産業によって異なります。労働許可証とSパス、エンプロイメントパスの大きな違いは、労働許可証の場合は家族がシンガポールに住むことはできませんが、Sパスとエンプロイメントパスは条件を満たせば家族が同伴することができる点です。

4. エンターパス

外国人で、シンガポールでの起業を考えている場合はこのパスを直接申請することができます。申請の条件を満たすためには、申請者とその会社が特定の条件を満たしている必要があります。会社は会計企業規制庁に登録されていなければならず、払込資本を少なくとも50,000Sドル保有していなければなりません。エンターパスは保有者に対して、最長1年間シンガポールに住むことを許可しており、期限後は更新の必要があります。パスの更新後は家族を呼ぶこともできます。最初の1年間は家族を連れてくることはできませんが、仕事が軌道に乗り、特定のレベルを満たすことで家族の居住が可能となります。

この4つがメインの就労ビザとなりますが、他にも外国人がシンガポールで生活し働くためのパスがあります。例えば、外国人家事手伝い、助産師、演劇・音楽のパフォーマー、訓練生、学生、パス保有者の家族、短期間労働などに発行されるものです。

ベトナムの仕事市場

ベトナムは21世紀の初めに目覚しい経済成長率を記録し、移住者や世界の投資家にとって魅力的な国になりました。それでも、何らかの接触なしに仕事を見つけるのは未だに難しいのです。
今世紀が始まって以来、ベトナムは貧困を減らし国民一人当たりのGDPは2倍になりました。
しかし、アジア太平洋地域においては、未だに貧しい国の1つとなっています。さらに、高いインフレ率や食糧の価格の上昇にも対応する必要が出てきました。それでも過去10年間の非雇用率が3%未満という低さ、安い労働力と若者の多さから、ベトナムは国際企業にとって注目の的になっています。
外国人にとってとても行きやすい場所ではないにも関わらず、農業、林業、漁業のセクターはベトナム経済の中心となっています。しかし、製造業やサービス業が拡大に伴い、それらのセクターは衰退しています。1986年のドイモイ政策により、ベトナムは自由経済となり、重要な役割をになうようになったのです。
近年、安い賃金と生産費を求めて、ヨーロッパや中国の大企業がベトナムへ拠点を移してきました。これらの企業はしばしば、母国で働いてきた人に地域の人々の訓練を担わせています。
IT、建設業、観光業は、移住者が仕事を探す上で将来を期待できる分野であるといえます。特にこれらの貿易の流行を受け、ベトナムでは経験者不足が懸念されます。さらに、製造業、鉱業、縫製産業などの分野も探してみる価値があります。
他には英語を教えることも需要が増えるでしょう。ベトナムは観光地として人気が高まり、世界市場へオープンになってきていることは、英語教師の需要促進に一役買うでしょう。

ベトナムで仕事を探すには
コネもベトナム語力もないのに、地域の会社で仕事を探すのは難しいでしょう。反対に、グローバル企業の求人は良くなっています。
ベトナムで働くことを考えるとき、少なくとも3ヶ月間の就職活動期間を確保すると良いでしょう。数ヶ月は仕事なしでも生活できるように準備をしておくか、母国で職探しを始めることをおすすめします。
仕事を探すことと応募することは仕事を確保する上で異なることであると心に留めておきましょう。仕事に応募するには、ベトナムに来るということが重要になってきます。移住者としてベトナムで仕事を探す場合、国際企業で仕事を見つけるのはそこまで難しくないでしょう。
これは必須ではありませんが、基本的なベトナム語を知っておくことはプラスになり、さらなる敬意を得るでしょう。
見通しは良くても、ベトナム人の雇用が優先されることを覚えておきましょう。グローバル企業であっても、ベトナム人がカバーできない場合に限り外国人が雇われる傾向にあります。少なくとも管理職の20%はベトナム人である必要があります。さらに、企業はベトナム人を訓練し、外国人にとって代わるよう努力しなければなりません。
グローバル企業で働くことが手っ取り早く見えますが、首都のハノイやホーチミン市では多くの仕事を見つけることができるでしょう。望みの仕事にもよりますが、ビンズオン、ドンナイ、ハイズオン、バリア=ブンタウや観光客が多い地域では空いているポジションを見つけることができるかもしれません。

探し方
おすすめなのは、ベトナムに入国する前に仕事を探すことです。その場合インターネットの求人広告をチェックするのがベストな方法です。これは一般的なやり方で、多くの役立つウェブサイトがあります。
Vietnamworksはベトナム最大の求職サイトで、全ての分野の何千もの求人広告が掲載されています。また、キャリアリンクベトナムでも多くの仕事を見つけることができますし、唯一日本語での検索も可能です。Asiaco jobs centerではアジアの求人をみることができ、JobstreetはIT、マーケティング、セールスやエンジニアなどの仕事を検索することができます。全てのウェブサイトは英語で閲覧することができます。
すでにベトナムにいるのなら、地域の新聞をチェックしてみましょう。ただし、それらの求人はベトナム人に向けたものであることを覚えておく必要があります。移住者向けのフォーラムを探してみるのもいい方法でしょう。

英語を教える
その他の可能性としては、他の国同様、英語を教えるという仕事も選択肢になります。観光客の増加とグローバル経済への参入は英語が話せる人の需要を高めています。収入としてはベストではないかもしれませんが、大学に問い合わせるのはいい方法かもしれません。教えるという仕事はパート労働が一般的で、西洋と比べても給料は高くありません。しかし、生活に必要なコストが安いことや、ベトナム人の給料と比較しても、英語を教えることで快適な生活はできます。これは国や文化を知る上で良いスタートになると言えるでしょう。

タイの運転免許証を取得するには

タイに3ヶ月以上滞在するのなら、国際運転免許証を持っていても、タイの運転免許証が必要になるでしょう。いくつかの保険会社は、保険で十分な保証を得るには、運転者は有効なタイの運転免許を持っているべきだと規定しています。
取得して良いことは、タイの運転免許証を持っていれば、特有の「ファラン料*」を払う必要がない場合があります。タイの運転免許証を持っていることで、運転者が旅行者ではないことの証明になるからです。また、タイの運転免許証を持っていることで、パスポートを常に携帯していなくても、警察が大目に見てくれることもあります。
タイの運転免許証を外国人が申請する場合には、以下の条件を満たしている必要があります。

ファラン料:寺院などの観光地で観光客はタイ人よりも高い入場料がかかりますが、タイの運転免許証を持っていることで、タイ人と同じ価格で入場できる場所があります。

資格条件

・心身ともに健全(車を安全に運転することを妨げるような身体または精神障害がない)で、18歳以上である
・申請者がタイ国籍を持たない場合、有効な非移民ビザを保有している(旅行者は申請できません。)

タイの運転免許証を申請する際に必要なもの

・タイ語を読めなかったり、理解できない場合、申請書の記入、講義、テストの手助けをするための翻訳者
・有効な非移民ビザと有効なパスポート
・サイン入りのパスポートの最初のページ、非移民ビザのページ、最新の入国印が押してあるページそれぞれのコピーとTMカードのコピー
・大使館か入国管理局から発行された、発行後30日以内の在留届出済証明書

ヒント:大使館からの証明書が一番早く届きますが、移民局は無料で発行しています。しかし、完了までに3~6週間かかり、地域の警察官があなたの家に訪問し居住の実態があるかどうかを確認します。
タイで働いている場合:労働許可証が書類や住所の証明の代わりになります。

・身体的、精神的に健康であるという医師の診断書(標準フォームは多くのクリニックで取得できます。発行後30日以内のもの)
・撮影後6ヶ月以内の1×1インチの写真2枚(写真サービスは建物内にあります。)
・有効な国際運転免許証と母国の運転免許証のサイン入りのコピーまたは大使館や領事館で翻訳されたもの
・免許証1枚につき以上の書類が1セット必要になりますが、車とバイクの免許を申請する場合は、医師の診断書と在留届出済証明書は2つ目の申請書にコピーしたものが使えます。

申請の手順

・タイ語申請書フォームを35番の窓口で受け取って記入し、1年間の仮免許の申請をしてください。
・写真を持参していない場合は、翻訳者が35番窓口で待っている間に申請室のブースで撮影することができます。
・上記のすべての書類を提出し、左側の窓口へ移動し数分間待ちます。
・書類が返却されると、別の書類の確認のために20番窓口へ行くように言われます。承認印をもらったら、35番窓口に戻ります。
・その他の手続きが終わると、3階にあるテストエリアに案内されます。ここでは3つのテストに合格する必要があります。

1. 色盲検査:職員が色のついたドットのポスターを指差すので、そのドットの色を答えます。タイ語での回答が好まれますが、英語でも理解してもらえます。
2. 反射検査:アクセルペダルとブレーキペダルのついた座席に座ります。緑のLEDが点灯するまでアクセルを踏み続け、LEDが赤になる前にブレーキペダルを踏みます。これを2回繰り返します。
3. 遠近感検査:前後に動かすボタンを使用し、約10メートルの距離にある小さな箱の中にある棒を動かしてもう1本の棒と平行になるようにします。実際よりも複雑に感じるかもしれませんが、

・以上のテストに合格すると、書類にサインされ返却されます。その後最初の窓口へ戻り、すべて完了すれば列番号をもらうことができます。左にある窓口(1~6)へ移動し、ボードに自分の番号が表示されるまで待ちます。書類とパスポート(労働許可証がある場合は労働許可証)を手渡します。すべての確認が終わると、105バーツを支払います。数分後、あなたの名前が呼ばれ、サインをした後、晴れて1年間の仮免許を受け取ることができます。
・メイン棟の後ろにある屋台とトイレの間にある小さな店では最安値で免許証のカットとラミネート加工をすることができます。
・車に乗り込み、笑顔で運転しましょう。